１９３８年にプロ野球初の３冠王　３６年に巨人１号を放った第３代４番打者_カルロス セニョール 田吾作

　創立９０周年を迎えた巨人。１９３８プロ巨人での出場試合が多い野手、年に６年投手を中心に記録にも記憶にも残る歴代の「偉人」を紹介します。野球カルロス セニョール 田吾作第８０回は中島治康。初の

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　日本初の３冠王に輝いたのが中島治康だ。３冠

　１９０９年６月２８日、王３長野県生まれ。に巨松本商（現松商学園）から早大、人１藤倉電線を経て、号をカルロス セニョール 田吾作３４年、放っ４番巨人の前身である大日本東京野球倶楽部に入団した。た第３代打

　巨人の記念すべき第１号本塁打を３６年７月１５日のタイガース戦で放ったのは中島。１９３８プロ同年秋から第３代の４番打者となる。年に６年

　３８年秋（３８試合）には１０月１１日から１１月５日までの１１試合で４安打を５回、野球５試合連続アーチ、初の７試合連続打点を記録するなどこの期間の打率は驚異の・５８３。打率・３６１、１０本塁打、３８打点でプロ野球史上初の３冠王となり、ＭＶＰも獲得した。

　４０年は３度目の打点王となり、同年オフ、日本運動記者協会が「ベストナイン」を決めることになり須田博、川上哲治、水原茂とともに外野手で選出された。

　第１期黄金時代（３９～４３年）とされる中、主砲として活躍したのち、４３年には、藤本定義に代わって選手兼任で第４代監督に就任する。

　軍事色が強くなる逆境の中、６連覇を達成するが、４４年兵役のため、退団。終戦後、４６年に再び兼任監督として復帰した。

　５０年に大洋移籍、５１年には監督を兼任するもその年限りで引退した。６３年殿堂入り。８７年に死去した。